to Cry in "you " from May be us of "I "

5月25日　五月晴れ。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの　そして悲しくうたふもの　よしや　
うらぶれて異土の乞食となるとても　帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに　ふるさとおもひ涙ぐむ」
僕の好きな詩人・室生犀星の「小景異情」の一作品である。
今日という日は、僕にとって衝撃的でありそして今考えると最高であり、後で考えると最悪な日になった。
夕焼け空を物思いに見上げ、こんな事を考える僕ってちょっとかっこいい？みたいな事も考えながら、コーヒーとジャズに浸っていた6時15分、家の近くの喫茶店。
カランッ
店のドアが開き、僕は入り口の方をチラリと見ると、一人の女性が入ってきた。
彼女は一言で言うと日本人形のようであり、そしてとにかく美しかった。色白の肌、漆黒の長い髪、すらりと伸びた手足、顔に対して異常に大きい目、兎に角、僕にはこれ以上美しいといえるものは、僕の人生で出会ったことははなかった。
僕も例外なく彼女に見とれていると、彼女はこちらに向かってきて僕の目の前で立ち止まった。
えっ？なに？いくら人より記憶力が悪い僕でも、さすがにこんな美人は忘れないし、っていうよりも知り合うきっかけなんて僕にはないし・・・。
僕はとまどいながら彼女を見ていると、彼女はそれを見透かしたように微笑み、そして

僕に平手打ちを食らわせた・・・。

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思っていることが文章に出来ないということは、とっても腹が立つなぁ。これはどうしようもない。まぁそれは僕の表現力のなさとか、学の無さが滲み出ているというか何というか。自分と同じ年の小説家とかがいるけど、やっぱすげぇと本気で思う。